*フクロウと出納帳*

しあわせのためのお金の話

人生に退屈したとき、どうするべきか。

人生100年

とまで言われるほど

現代寿命は伸び、まだこの先長い長い人生になりそうです。

 

人生は淡々と生きていると、退屈するのです。

 

 

生まれてから社会にでるまでは

学校に行き、いろんなことを学び

さらに常に環境が変わる中で

生きてきました。

 

社会に出てからは

社会人として慣れることや

恋愛をして結婚をしたり子育てすること。

いろんな刺激があるはずです。

 

その最中にいるときは気付きにくいけれど。

 

 

徐々に

人生は毎日の繰り返しとなっていきます。

 

それが良くないわけじゃなく

仕事も家庭も安定し平和であることは

とても大事なこと。

 

ただ、

 

学生時代のように

毎年、新しい友達と出会い増えていくこともないでしょう。

 

恋愛のはじまるときの楽しさや

恋愛が終わるときの悲しさももう経験することはないでしょう。

 

興味を持つものは一通りやり尽くし

新しく知ること、学ぶことも減っていくでしょう。

 

新しい体験や経験になる出来事も少なくなっていきます。

 

一度安定してしまった生活は

その先の将来、何年も何十年も大きく代わり映えしない生活でもあるのです。

 

安定した生活の裏には、退屈があります。

毎日、同じ生活の繰り返し。

ここ数年を振り返っても、この先数年を想像しても

今日と同じ日々であるということ。

 

それが幸せのひとつの形であるにもかかわらず

ふと、退屈だ、と思う。

 

 

そんなに退屈なら

興味があることをやってみればいい、とか

新しい趣味をはじめればいい、とか

そこで新しい友だちもできるよ、とか。

 

そんな簡単な前向きなことばをよく聞くのですが

 

それももはややり尽くした結果であったり、

そもそもなにも興味が持てない場合

どうしたらいいのか。

 

 

退屈に頭がやられてしまうと

大切なものをないがしろにしてしまうのです。

 

仕事を惰性でやり

人を妬みいじめ

周りに八つ当たりし

不倫にハマる。

 

自分でもそうなっていると気付けないうちに

退屈に毒されていく。

 

それが一番最悪であり

一番ありがちな気がするのです。

 

そうなってしまったとき

毒されていることに気付くこと。

 

退屈していないかと思い直せば

簡単に気付けるはず。

 

気付くことで

見直すことができる。

 

 

世界を旅しよう!とか

新しい人と出会おう!とか

趣味を始めよう!とか

初動でそんな大掛かりなことはできないんです。

(できる人間ならすでにやってる)

 

いつも読んでいるお気に入りのサイトを増やそうとか

料理のバリエーションを増やそうとか

いままでと違うダイエットを始めてみようとか

少しの変化でもいい、退屈に毒されない程度に意識を向けられることをする。

 

 

一生、輝かしく充実し続けている人なんていないから大丈夫。

刺激やスリルばかりの人生なんて普通はありえない。

 

つまらなく、退屈で、同じ毎日が続く日々。

それが尊い

 

 

退屈にやられないようにね。

 

 

本日もお付き合いいただき

ありがとうございました。