危険！バターコーヒーで太る！糖質制限中＆洋なし体型は注意。
少し前に
あれやこれやと重なって
普通の糖質たっぷりの食生活に一時戻ってしまい
ちょっと体重が増えておりました。
糖質をしばらくとってしまったことで
からだの代謝が糖質モードに切り替わって
あまりパワーがでなくて
睡眠の質も良くない感じ。
脂質からエネルギーを作り出す
ケトーシスに戻したかったので
バターコーヒーを始めたのです。
バターコーヒー。
基本の作り方は
ブラックコーヒーにグラスフェッドバターとMCTオイルを混ぜて、
朝ごはん代わりに飲むというもの。
糖質はほぼゼロ。
そして良質な脂質がたっぷり。
MCTオイルが
エネルギー効率良く代謝してくれるそうで
ケトーシスに持っていきやすいと思ったのです。
だいたい2週間くらい続けたと思うのですが
…おかしい。
…あきらかに、前より太っている。
…体重も、見た目も、太っている。
変えたことといえば
バターコーヒー！
飲み始めて2〜3日で
ケトーシスに戻った感じはあったので
いい気がしていたのです。
糖質制限の理論上
脂肪になるのは糖質だけ。というのがテッパンですから、
糖質がほぼゼロのバターコーヒーで太るなんて思わない。
しかも、このバターコーヒーは
上質なからだにいいオイル。
でも、
結果論、太ってきたということは
なにか落とし穴があるんだと、急遽中止しました。
原因を探ると
とりあえずふたつのポイントが判明。
まずは、もともと糖質制限を行っているということ。
糖質を制限していると
必然とお肉を多く摂るようになります。
お肉といえば脂質たっぷり。
100gの豚ロースで19.4gの脂質。
100gの鶏肉で14gの脂質です。
ケトーシスになると
脂質からエネルギーを作り出してくれるようになるのですが
脂質から作られるエネルギー量は莫大です。
私が飲んでいたバターコーヒーは
ギー（無塩バターの高級なやつ）大さじ１
MCTオイル 大さじ１
をブラックコーヒーに混ぜたもの。
このバターコーヒー一杯の脂質は29gです。
（ギーが大さじ１で脂質15g・MCTオイルが大さじ１で脂質14g）
コーヒー一杯だけで大量の脂質をとっていたことになり
それプラスいつも通りのお肉を摂取。
普段、事務仕事で動きまわることも少なく
運動も一切していないわたしにしたら
それはもう有り余るほどのエネルギーを取っていたようです。
ちなみに、糖質制限中の摂取量の目安として
糖質は、体重×1g（50kgなら50g)
タンパク質は、体重×1.5g〜2g（50kgなら75g〜100g）
脂質は、体重×1g（50kgなら50g)
脂質はいくらとっても太らないはウソです。
脂質の中でも
糖質制限中にたくさんとってもいいのは不飽和脂肪酸（オメガ3,6,9って言われるオイル）であって
飽和脂肪酸はとりすぎると体脂肪に変わりやすい。
あまり動かなくエネルギーを多く必要としない人が
大量の飽和脂肪酸を取り続ければ太る。
もう一度いうと
脂質は糖質にくらべて莫大なエネルギーを生み出せます。
糖質の最大65倍のエネルギーです。
そんな燃費の良い材料を大量にとりすぎれば
余っていくのです。
余るということは、蓄えられていくのです。
蓄えるということは、いわゆる体脂肪なのです。←これが結果。泣
もうひとつ、りんご体型、洋なし体型、バナナ体型というのを
聞いたことがあるかと。
りんご体型はおなかがぽっこりでているタイプ。
洋なし体型は腰、おしり、太ももに脂肪がつきやすいタイプ。
バナナ体型は痩せ型のタイプです。
何を隠そうわたしはまさに洋なし体型！！
顔やヒザ下だけ見れば痩せているように見えるのに
腰、おなか、太ももがどーにも太い！！
この洋なし体型タイプは
脂質代謝が悪い、そうなんです。
もろに、それです。
ただでさえ余るまくるほどとっていた脂質。
よりによって代謝も苦手ときたら、さらに余る。
洋なし体型の人は
バターコーヒーで太るかもという記事もお見かけしました。（しっかり太ったあとに）
りんご体型の人は、糖質の代謝が苦手で
バナナ体型の人は、タンパク質の代謝が苦手のようです。
太ってしまった原因もおそらくこのあたりかと思うので
初心忘るべからず。
糖質オフ生活をきっちりと。
地道に戻していこうと思います。
バターコーヒー。
飲んでみようかなという方は
気をつけて！！必死！！
本日もお付き合いいただき
ありがとうございました。
