*フクロウと出納帳*

しあわせのためのお金の話

心を乱すな。

心を乱すな。

 

と、自分で自分を叱りたい時があります。

 

人間、生きていると

自分の思っていた方向とずれていった時

 

どうして、なんで、と動揺し困惑し

自分で自分のこころを振り回し

ぐちゃぐちゃに感情を取っ散らかし

 

やっと少し落ち着いたところで

 

疲弊し切った状態から

平常に修復するのに時間と労力をかけることとなるのです。

 

何度も経験していて

これがしんどい作業だということは身にしみてる。苦

 

だからこそ

心がざわざわしてきたなと思ったとき、 

なんかちょっと流れの調子が悪いなーと思ったとき、

一度冷静になることが大切。

 

冷静になるためには、

根底を見つけ→結論を出すことだと思うのです。

 

まず、心を乱すのは、なにか。

 

心を乱すのは、

うまくいかないと思っている

現実に起きていること自体ではないのです。

 

現実に起きていることに対する自分の考え

自分の心を振り回すのです。 

 

こうなるべきだ

こうするべきだと思う心が強いほど

 

現実とかけ離れて見えるものです。

 

例えば

日々いつも通りの仕事をこなしていても何も思わないのに

自分なりに大きな仕事をやり遂げたあと

思うより評価されてない、評価を表してもらえないとき。

 

そのとき、

もっと評価されるべきだ!もっとわたしを褒めろ!と

強く思ってしまうのです。

 

 

例えば

新しく出会いがあって

その人を深く知らないときは何も思わないのに

 

次第にその人を好きになっていって

好きになってもらおうと努力し行動したのに

反応がうすい。手応えがない。

 

そのとき、

なんで伝わらないの!なんでわたしを好きにならないの!と

強く思ってしまうものなんですよ。

 

現実で起こっていることは

今までとさほど変わらずとも

 

その瞬間の自分の気持ちが、感情が

強ければ強いほど

心を乱してしまうのです。

 

ここが根底だと思うのです。

 

心がざわつき出した時

嫌な空気を感じた時

 

何が起こっているかを考えるより

自分が今何にとらわれているかを考えたほうがずっと近道。

 

 

そうは言われてもね、

 

心を乱してしまうときも

必ずあるのです。

  

そういうときは

結論を見つけましょう。

 

たしかに

仕事を誰よりもいちばんやった!し

好きな人にも好きと伝えた!というなら

 

なぜ

思ったところにたどり着いていないのか。

 

ここからはもう妄想でいいのです。

 

自分がしっくりくる結論を見つればいいのです。

 

それが正しかろうが正しくなかろうが

人のせいや時代のせいやタイミングのせいや

 

がんばった自分を責めることさえしなければ

なんだっていいのです。

 

正しくなくていいから

思考に着地点を作るのです。

 

そもそも

正しいか正しくないかは

外的なものなので

自分ではわからないのですから。

 

大丈夫。

 

わたしはもう仕事片付けたけど

上司はまだテンパってんな。笑

 

とか

 

わたしのこと好きにならないなんてちょっと変な人。

ぜったい人生損するタイプ。笑

 

とか

思っちゃって大丈夫だから。

 

 

心を乱すな。

心を乱しているとき

安定しているものまで巻き添えにしてしまうから。

 

 

本日もお付き合いいただき

ありがとうございました。