*フクロウと出納帳*

しあわせのためのお金の話

『眼福』のうたに浸る。

最近、リピートで聞いているうた。

 

米津玄師さんの『眼福』です。

 

1年前くらいに

たまたまYouTubeで『アイネクライネ』を聞いて

それから米津玄師さんのうたを聞くようになったのです。

youtu.be

すってきな歌詞を書く人ーー!!というのが第一印象。

 

そして、ゲオオンラインで

アルバムを1枚50円SALEのときのまとめて借りて笑

聞いているのです。

 

他にも気分に合わせて

・LOSER

ピースサイン

・灰色と青(+菅田将暉

・フローライト

メトロノーム

なんかが好き。

 

灰色と青は菅田将暉くんの声が色っぽくて好き。笑

 

めっちゃハイテンポな曲が多い中

眼福といううたはゆったりバラード。

 

早口が苦手なわたしでも口ずさめます。笑

 

眼福が収録されているアルバムはYANKEE。

 

まず、題名の眼福って。

 

がんぷく
眼福
  1. 珍しいもの、貴重なもの、美しいものなどを見る幸せ。目の保養。

だそうです。

 

米津玄師さんの曲って

こんな日本語あるんだというむずかしい日本語を使ってることが多くて

(わたしが知らいないだけか笑)

頭がいい人なのかしらと尊敬しているのです。

 

ピースサインという曲の中でも

衒いも外連も消えてしまうくらいに

という歌詞があるのですが

 

youtu.be

 

わたしも旦那さんもふたりして

「手洗いも痙攣も消える」ってなんだろーねー?なんてとぼけていたほど。苦笑

 

てらい【衒い】

てらうこと。ひけらかすこと。 

けれん【外連】

 
 他人の気を引いたり、自分を正当化したりするための、おおげさで不自然な言動。ごまかし。はったり。

 

 

そんな米津玄師さんの眼福。

題名からしてステキです。

 

サビのところで

 

「そんじゃまたね明日ね」

そんな風に今日を終えども

明日なんて見たこともないのにさ

随分あっけらかんとしてるわ

 

そして

 

望むのは簡単だ

あなたのいる未来が

ただこの目に映るくらいでいい

わたしはそれで眼福さ

 

と続くのです。

 

明日なんて見たこともないのにさ、というように

明日が当たり前に、同じように、来るかわからないんですよね。

 

“また明日”が

永遠に続いていくことはないんです。

 

随分あっけらかんとしてるわ、と

少なくとも自分は

“また明日”がいつ終わってしまうかもしれない

今日の大切さをわかっているのです。

 

そしていちばん好きなところで、いちばん深いところ。(だと思う)

“望むのは簡単だ”

 

“あなたがいる未来”が目に映るだけでいいんです。

それだけで眼福、なんですよ。

 

それだけを望むだけなのに

実際にそうあれるかはわからないものなんです。

 

永遠に一緒にいてねー!なんてラブソングもたくさんありますが

望むのは簡単です。

望むだけは簡単なのです。

 

あなたといる未来が続いていくことは

大切な今日の繰り返しであって

そしていつか必ず終わってしまうもの。

 

それをわかって、眼福といえるのでしょう。

 

 

 

最近、旦那さんと一緒に洗濯物をたたんでいた時

ふと

「あと40年しか一緒にいられないね。」と言われました。

 

何をどう思いふけって言ったのかわかりませんが

その言葉にすごく心を打たれ

あとたった40年しか続かない一生を

この人と大事に過ごそうと思ったのです。

 

本日もお付き合いいただき

ありがとうございました。