*フクロウと出納帳*

しあわせのためのお金の話

この状況を絶望と捉えるか。チャンスと捉えるか。

日銀黒田総裁が

マイナス金利を発表してから
 
一度上がりましたが
その後急降下しています。

 

fukurosuitocho.hatenablog.com

 

日銀がマイナス金利を導入したことで

起こったことは、

 

銀行が

わたし達が預けている

預金金利の引き下げをしたこと。

 

国債の買い注文を一斉に出したこと。

 

マイナス金利になってしまった

日銀の口座にあったお金を

国債に一気に移そうとしたため、

国債の価格が高騰し

長期での利回りがマイナスになりました。

 

 

一体なにが起こっているかというと。

 

今までは

日本銀行の口座に預けておけば

100円で1円の利息がついたのに、

 

今度から100円預かると、逆に1円手数料をもらいますよ!

日本銀行が言ったのです。

 

これが日銀が導入したマイナス金利

 

持っているお金の行き先がなくなった銀行は

100円で1円の利息がつく国債

欲しがったのです。

 

国債をみんなが一気に欲しがったので

オークションと同じで

国債の価格はつり上がっていきます。

 

100円のはずだったのに

103円になってしまいました。

 

しかし

利息は1円しか支払われないので

103円で買ってしまったのに

もともと100円だった国債

満期が来ても101円にしかならない。

 

2円のマイナスです。

 

この状態が

国債の長期利回りがマイナスになった状態です。

 

 

なんだか

大変混乱している様子。

 
中身が伴っていたかは別として
アベノミクスで一時期は
日経平均株価が20,000円まで
上がっていったのに。
 
市場の混乱に巻き込まれ
わたしの持ち株の
評価損益額も
ぐんぐん減っております。苦笑。
 
ちょっとー!
わたしを巻き込まないで!!
 
 
含み益が出ていたものも
今日見たら
含み損になっていました。悲。
 
 
前に
わたしの投資スタイルを
記事にさせていただいたことがあります。

fukurosuitocho.hatenablog.com

 

基本的に

あまり売買をせず

長期でのんびりと株を持ち続けるスタイルです。

 
株価暴落で絶望するのは
株を長く持ち続けることが出来ない人なんですね。
 
株を仕事にしている方や
株で生活している方。
 
コンスタントに売買して
利益を出さなきゃいけないのなら、
わたしもきっと
顔面蒼白だったでしょう。
 
わたしの投資スタイルだと
株価が急降下したから
持ってる株を売ってしまったら
損でしかないんです。
 
5年後でも
10年後でもいい。
買った時より
売る時の株価が高ければ
それでいいのです。
 
 
1999年からのチャートを見ると
上がっては下がり、
下がっては上がりを
繰り返してきています。

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株価はたしかに
日本経済と連動しているところが
あるかもしれませんが
株価が下がりきったって
日本の終わりじゃないのです。
 
また数ヶ月後、
数年後にコツコツと上げてくればいいのです。
 
ずっとずっと
株価が上がり続けてしまっては
わたしのおこづかいじゃ
株を買うことができなくなってしまいます。
 
下がったり上がったりしてくれないと
買うタイミングも、売るタイミングも
見つけられないのです。
 
 
みんなが騒いで慌てて
株価がどんどん落ち込んだとき、
 
そこからがチャンス。
 
一番どん底の付近で
おこづかいを貯めて
お待ちしております。
 
 
本日もお付き合いいただき
ありがとうございました。