*フクロウと出納帳*

しあわせのためのお金の話

旬を過ぎたって生きていかなければならないって。

もう春ドラマがスタートしようとしているっていうのに

いまだはじこいロス中です。

しかも、最終回まで放送が終わってから

溜めてたのをイッキ見したせいで

気持ちの持っていかれ方がすごい。笑

 

横浜流星くんがかっこいいとか、

もちろんそうなんだけど、

 

このドラマの恐ろしさは

深キョンと同年代のアラサーへの

胸を打ち過ぎる言葉の数々なのでは。

 

人生の旬って

10代〜20代前半くらいだと思うんですよね。

 

深キョンの言う、「無敵な時間」。

 

その時期が幸せであるとか、苦労したとかのことじゃなく

 若さという何よりも強いバイタリティを持っている。

 

若い頃は気付かないんですよ。

 

山下先生、こと中村倫也さんもセリフで言ってましたが

「幸せがなにかなんて、幸せなときは考えないから」

と一緒で

 

若いときには、

若いというだけで無敵なんだってこと、わからないのです。

 

わたしは、

年をとってからのが幸せだと思えるし

あの頃に比べたら人として成長できたと思っているし

旬だったあの時代が過ぎてしまったら

それで人生おしまいなんて思わないけど。

 

でも、若さに勝る強さはないと、人生を過ごすごとに、思い知ります。

 

無敵という言葉の通り、

悲しみにも苦しみにも怖気づかずに、

これから何にでもなれて、何でもすることができる。

理想の未来を目いっぱい描くこともできるし、

それをかなえる努力を全身全力ですることもできる。

 

そんな若者たちを見て、深キョン

“旬を過ぎたって生きていかなければならない”

と、言うんですよね。

 

山下先生(中村倫也さん)が言った

「つまんないこと真面目にやるのが大人だから」

って、ほんとそうで、

 

大人は、大人らしくいなきゃいけないと思うから

大人なんだろうな。

 

旬が過ぎてしまって、

大人になってしまって、

それでもまだ人生はずっと長くて、

 

あの時に戻れたら、なんて思っても

もうこれからは遠ざかるばかり。

 

あの、人生の旬の時間を

本当に無敵なんだと知っていたら

そしてそれが人生のうちの

たった少しだけだと知っていたら

何もかも、限界まで味わいつくしていたのにね。

 

そんなことを思って

じんわりと心を傷めた名言ドラマでした。

 

 

深キョンみたいに

かっこいい、変な大人にはなれないけど

 

雅志こと、永山絢斗さんが

「成功も失敗も全部自分のせいだろ?!自由なんだから大人は!」

と言い放ってくれたことで

大人は救われたのでは。笑

 

成功しても、失敗しても、

大人だから自分で責任がとれる。

それが大人の特権です。

 

 

「私には君みたいな無敵な時間はもうない。

だけど、好きな色を選んで笑うのも、無茶な道を進んで泣くのも自由。全部自分のせいにできる年だ」

 

最後、そう言った深キョン

 

もうちょっと大人らしさを捨てて

年齢を気にせず、思うように生きれたらなぁ。

 

 

本日もお付き合いいただき

ありがとうございました。