*フクロウと出納帳*

しあわせのためのお金の話

自分らしさを選び続ける、一貫した人格。

わたし、

菅田将暉くんも!山田孝之さんも!

大好きなんですよ!笑

 

なにって、

お二人が主演されてるドラマ、dele。

もちろん見てますよ。本日、最終回。

 

依頼人の死後に遺留データを内密に消す仕事、

をしている二人。

依頼人の死亡確認をとって

本来ならデータのdeleteをして任務完了なのですが

少しのきっかけから依頼人の人生を垣間見るようなお話。

 

 

ドラマの中の山田孝之さんのセリフで

すごく心に留まったものがありました。

 

「社会は人に一つの人格を望む
人格が一貫していればしているほど、誠実な人間だと捉えられる
だからみんな表向きの自分を演じて
そこからはみ出る部分を隠したがる
隠してきたものを消してやれば一貫した人生になる
反対に暴き始めればいろんなものが壊れる

だから俺はいつも中を見ずに消してきた
責任がとれないからだ」

 

 

こう言われてハッとしたのは

わたしだけじゃないはず。

 

人は他人を見るとき

この人はこういう人だ、とレッテルを貼るものです。

 

そして、貼られているだろうレッテルの中で

“自分らしさ”を選び

その“らしさ”からはみ出ないように生きてしまう。

 

はみ出すことのない人格を見て

人はその人に安堵を覚える。

 

わたしの貼ったレッテル通りのひとだ、と。 

 

自分も他人をそう見るように

他人も自分をそう見ていることもわかっている。

 

 

だから

 

その自分らしさからはみ出る行動や感情は

隠して誰にも知られないように、

知られないままにしておきたいのです。

 

レッテル通りの人間であり

はみ出すことなく一貫した人格であると、

 

そう安堵してもらえることに

自分が安堵したいから。

 

 

醜くて弱くてずるい、

誰にも言えないような

一生隠し通すような

そんなはみ出た部分なんていくつもあるのにね。

 

生きてるうちにDelete出来ればいいんだけどね。

 

ほとんどの人が

人生の隙間に、心の隙間に

隠しフォルダを作って詰め込んでるんだと思う。 

 

 

 

 

本日もお付き合いいただき

ありがとうございました。