*フクロウと出納帳*

しあわせのためのお金の話

残業60時間以上だと幸福度が高い?残業って、コスパが良くないと思う。

去年の末頃から

つい最近まで

仕事が山積みになっていて

残業の日々を過ごしておりました。

 

いまの会社に入ってからは

土日祝休みの定時上がりという

すばらしく人間らしい生活を送らせていただいていて

その生活にも慣れて過ごしていたのです。

 

(転職する前は、非常に人間らしくない生活だったので苦笑)

 

そんな“仕事漬け”の生活を体験し

残業代もがっぽりといただいたのですが

 

結果。

思ったことは、コスパが悪い、です。笑

 

 

ついこないだのネットニュースで

『残業が月60時間以上だと幸福度が高い』という記事を読みました。

 

残業体質は世代や職場を超えて「遺伝」する 月60時間以上だと「働くこと自体をやめたい」のに幸福度が高いという矛盾 | キャリコネニュース

 

いやいやいや。

いまのわたしに旬な記事だと開きましたが

 

読んでみたら

ちょっとおもしかったです。

 

要約すると、

残業を60時間以上やっていると

正常な判断ができなく麻痺してしまうということらしいのです。

 

 

60時間までは

残業時間が多くなるごとに

幸福度は右肩下がり↘になっているのに

 

60時間を超えると

幸福度がちょっと反発して上がってくる↗らしいのです。

 

ところが…

読み進めていくと

 

60時間以上の残業は

健康リスクも高くなり

ストレスや食欲不振につながります。

 

そして

ずっとこの会社で働き続けたいという人の割合も減り、

むしろもう働きたくないという考えになっていきます。

 

事実、わたしがそうでした。

先月の残業が80時間。

 

もう働きたくないのです。笑

 

幸福度が高いというのに

からだも精神的にも調子が悪いし、働きたくない。

 

これは矛盾していると指摘。 

つまり、麻痺して正常な判断ができていないというのです。ランナーズハイ状態だと。

 

 

 

今回、わたしが月に80時間残業して

もらった残業手当は15万円でした。

 

 

平日の自分の時間や、

家事や家のことをやる時間をほとんど犠牲にし、

 

休みの日にも休日出勤して、

 

栄養ドリンクを飲み続けて疲れをごまかし、

 

カップラーメンで夜ごはんを済ませてくれていた旦那さんを見て、

 

コスパ悪ッッッッッ!!!!!

 

と衝撃でした。

 

こんなにたくさんの当たり前のものを犠牲にしてまで

もらえるのがたった15万!!

 

普段の15万円なら

もう超大金ですが

 

残業をして得たこの15万円は

たった、と思ってしまうほどだったのです。

それだけ、犠牲が大きいのです。

 

 

毎月の残業が60時間を常に超えてしまっていると

感覚が麻痺し

体力も意欲もないことが当たり前だと思い

仕事は疲れるものだと思い込み

家は寝るためだけの場所になってしまうかもしれません。

 

 

今回たまたま多く残業したわたしだから

 

たとえ給料が15万円多くなると思っても

もう二度とこんなに残業したくありません。

 

本来の幸福は、15万円のお金では代えがたい、

日々の生活の中にあるのです。

 

 

からだが健康なこと。

こころが穏やかなこと。

ぐっすり眠れること。

前向きに仕事に取り組めること。

 

旦那さんのごはんを作ること。

そして一緒に食べること。

 

こんな幸福は

たとえ100万円のお金に対しても

刃向かえないほどの価値があるのではと思ったのです。

 

 

本日もお付き合いいただき

ありがとうございました。