*フクロウと出納帳*

しあわせのためのお金の話

ブレグジット・ショック。失われた30年。

ついに来てしまいましたね。

イギリスのEU離脱国民投票

 

fukurosuitocho.hatenablog.com

 

 

6月23日から投票が始まり、

日本時間の翌24日、昼過ぎ頃には結果が出ました。

 

結果は

投票率が72.1%。

離脱が51.7%残留が48.1%となりました。

 

それによって、

それはもう稀に見る

株式相場も、為替相場も大混乱です。苦笑。

 

教科書に名を残すでしょうか。

Brexit shock。

 

 

2016年6月24日(金)の

日経平均株価の値動きは

前日終値:16238.35円

終値:14952.02円

−1286.33円の下げです。

f:id:fukurosuitocho:20160625182420j:image

高値と安値を見てみると

高値:16389.17円

安値:14864.01円

なんと1日の値動きだけで

−1525.16円も下げたのです。...絶句。

 

ドル円相場で見ても

106円ほどだったのが

一時98円台まで円高が進み、

この週末は一旦102円となっています。

 

週明けが、こわいですね。怯。

 

 

2008年9月15日に起きた、リーマン・ショック

 

忘れもしません。

あの悲劇。泣。

 

旦那さんは(当時はまだ彼氏)

トヨタ系の工場勤めでしたが解雇され、

 

わたしは

ボーナスが数年カットされ、

 

散々でした。

 

あの大迷惑だった、リーマン・ショック

 

あの時、日経平均株価

9月12日(金)12,214円の終値から

9月16日(火)11,609円になり

−605円の下げだったんです。

(9月15日は日本は祝日でした。)

 

その後、日経平均株価は下げ続け

10月28日には6,994円を付けています。

 

ドル円相場は108円ほどだったのが、

12月には87円ほどにまでなっています。

 

あの衝撃的だったリーマン・ショックより

今回のブレグジット・ショックのが

初日の下げ幅はかなり大きいんですよね。

 

きっと、まだまだ下げるのではないでしょうか。

 

かなり小物ですが、一応投資家として

こういう嵐のような相場のときは

安静、静観がいちばんです。

 

大きく勝てる可能性もありますが

だいたい大きく負けるものです。苦笑。

恐ろしや、恐ろしや。

 

 

リーマン・ショックが起こった2008年から

2011年、東日本大震災が起こってしまい

民主党政治が行われていた頃まで、

 

2012年12月に自民党政権復活し

安倍さんがアベノミクスを起こすまで、

 

わたしの実感として不景気が続いていたように思います。

 

2015年、日経平均株価が20,000円超えし

若干、上向いてきたように思っていたりもしたのですが、

 

…またですよ。

ここに来て、また

なんちゃらショックですよ。

 

 

失われた20年。

 

日本では、1991年にバブルが崩壊してから

経済成長が停滞し、低迷が続いていて、

失われた20年と言われていました。

 

 

そして今、2016年。

失われた25年目に突入!苦笑。

 

今回のEU離脱のショックが

いろんな飛び火を起こし影響が広がれば、

2021年には、失われた30年と言われてしまうのでしょうか。

 

わたしたち夫婦の世代が

生まれて、物心ついたころから

ずっと日本は不景気で

一度も好景気を味わったことがない世代。

 

あーぁ。なんて悲しい。

 

 

世界は広いけれど

結局つながっているんです。

 

世界のどこかで

誰かが何かを起こせば

 

こんな一般庶民の日本人にも

影響があるということです。

 

正直、世界の波に流されるしか

手立てがありません。

 

「俺にできることはないのか!

やれることはやりたいと思ってる!」と言う旦那を、

笑って流すくらいですね。笑。

 

 

本日もお付き合いいただき

ありがとうございました。